射手座の黄金聖衣は作中に何度も出てきているのに中身の人は実は登場回数が少ないというアイオロスです。本編も出番が少なくてどんな人だったかもいまいち把握できていないのは僕だけではないと思います。
今思うのですがエピソードGみたいなアイオリア主役のものよりアイオロス主役の何かを出してほしかったなと思いますけど。とはいえこの漫画は射手座が優遇され過ぎ。車田御大が射手座ですか?

←アトミックサンダーボルト!!
(以下冥界編ノベライズのネタばれがあります)

アイオロスは次期教皇とも目されていたというやり手だったようです。
実際アイオリア同様性格もよさそうですしアイオリアだけでなくてみんなのいいお兄ちゃんという感じです。
確かにリーダーシップは持っていたと思うんです。
ただ当サイトのノベライズではサガの乱はアイオロスにも責任があるんです。
本来生まれたアテナの子守りはサガとアイオロス2人でやるはずでした。しかしめんどうくさいことは嫌いだし,大雑把なアイオロスは子守りをさぼったりやったとしてもいいかげんにすませてしまったりで,結局やりかけのいいかげんなのをサガが全部やることになって,もともと病気のサガ(心臓移植手術待ち)に全部のしかかってきてサガが育児ノイローゼになってアテナを殺そうとしたのです。それをアイオロスが事情も聞かずサガを責めたのでサガが壊れてしまいました。
アイオロスがサガの仕事を手伝ったり苦手だったらサガがノイローゼになったときになぜそうなったのかちゃんと話を聞いてやって負担にならないように善後策を考えるべきでした。ただいきなりサガがアテナをしめ殺そうとしたのを見たのでアイオロスもパニックになって咄嗟にアテナを連れて逃げることしかできなかったのではと思います。
さてそんなアイオロスは亡くなった後も成仏せずにアイオリアが首から下げていたお守りに乗り移ってずっとアイオリアのことを心配で見守っていました。つまりアイオロスは魂だけになってもずっとそこにいたのです。誰も気づかなかっただけ。ただ魂だけになってしまったので物理的な介入をすることはできずアイオリアに助言を与えたり,黄金聖衣を星矢に貸してやるくらいしかできません。
星矢の才能や能力に早くから気付いていて射手座の黄金聖衣を何度も貸したのは,星矢の才能,実力を見込んでのことです。